英語の勉強方法と指導理念
単語力について
具体的には、各クラスで毎回最大50問の重要単語を覚えることができます。授業は年間42回ありますので、一年間に学べる単語は2000以上にも上ります。より重要度の高いものは何度も繰り返し出題し、同義語、派生語、反意語があればグルーピングして効率的に記憶、活用できるよう指導します。
語彙力はすべての礎です。知らない言葉は読むことも、聴くことも、書くことも、話すこともできません。特に瞬時に意味を掴む必要のあるリスニングにおいては語彙力の不足が致命的になります。正に「知らない言葉は聞き取れない」という状態です。それ故、単語の知識をつけることは英語学習においては何よりも大切です。
英文法について
また、英文法の知識も英語学習には不可欠です。英語を読むにも、聴くにも、書くにも、話すにも、日本語英語の違いを意識しないと上達はままなりません。
特に初級クラスにおいてはその点を重視しています。初級クラスの半年間で、基礎的な英文法の知識のほぼすべてを網羅します。初中級クラス以降はその基礎的な知識を複数組み合わせるようなレベルに入りますので、英語においても、基礎を徹底的に鍛えることが後々の成長を大きく左右するといえます。英文法はまさにその礎といえます。
リーディングについて
書いてある内容を正確に理解することの重要性は言うまでもありません。
時々、単語の意味だけを拾い読み、雰囲気で分かったつもりになってしまう人がいますがこれは良くありません。
英文法の知識を正しく当てはめ、日本語と英語の違いを意識しながら精読する訓練は英語力アップに不可欠です。この精読練習を経てはじめて文構造を正確に理解できるようになり、英文内の意味のかたまりが分かるようになり、その結果として、英語の語順通りの直読直解、速読ができるようになってきます。
精読によって英文が完全に理解できるようになったら今度は速読です。
意味の塊ごとに、語順通りに、次から次へとスピーディに読んでいきます。この際、ネイティブ音声と共に音読をしていきます。
音読することで英語のイントネーションを体得するとともに、ついやりがちな「日本語への脳内翻訳」をせず、「英語を英語のまま」直感的に理解できる素地がついてきます。
これにより、毎日の英語学習を加速させるプラットフォームが頭の中でどんどん整備されていき、結果的に英語の学習効率がぐんぐん高まるのです。
リスニングについて①
リーディングで鍛えられる英語の語順通りの直読直解能力は、リスニングには不可欠な二大要素の一つです。日本人は英語が聞き取れない時に「速すぎるから」とよく口にしますが、実は単に英語音声のスピードの問題ではなく、滔々と耳に流れ込んでくる英語を次から次へと処理する能力に不足があるため音声についていけない、という場合がしばしば見られます。
頭の中で英語を処理するスピードが英語音声のスピードよりも遅ければ、リスニングで落ち着いて意味を把握していくことは難しくなります。
ですから、リスニング力を上げる意味でもリーディングでの速読能力を上げることは非常に大切なのです。
何度も聞き込み、音読し、感覚的に意味がすぅっと入ってくる。こういう状況になるまで毎日5分でも10分でもいいので継続してトレーニングしていると、三ヶ月くらいで自分自身に起こる耳の変化に気づくでしょう。
リスニングについて②
リスニングを可能にするもう一つの要素は、英語に特有の音声やリズムへの慣れ、です。音声学的にも英語と日本語は大きく異なり、その違いをしっかり認識して対応しないといつまで経っても英語を聴けるようにはなりません。
既にリスニングには高いリーディング能力が不可欠だと述べましたが、英語のリーディングは得意なのに、リスニングはからきしダメだという人は多いと思います。
それは、リスニングに不可欠な両輪の内、もう片方がまだ機能していない状態といえます。
ですから、もう一方の車輪である「英語特有の音声への慣れ」の部分を鍛えていけば、リスニングの克服が一気に早まることでしょう。
PP川越英語教室では、日本人には特に勉強しにくい英語のリアルな音声に関わる知識を惜しみなくお伝えし、リスニング能力向上を応援します。
初中級クラスから英語ニュースの聴き取りに挑戦してもらいますが、これも一つでも多く、リアルな英語の音声変化に触れ、目を使ったリーディングと、耳だけを使ったリスニングで、なるべく近いレベルでの内容理解ができることを目標にしていきます。
相手が何を言っているかがリスニングができないと、そもそも英語での会話は成立しません。英語を勉強する以上、やっぱり英会話ができるようになりたいですよね。そのためには、やっぱりリスニング能力のアップは不可欠です。
このように、この教室では、あなたに本物の英語力を身につけてもらうためのカリキュラムを組んでいます。